こんにちは。
今日はうさぎの子宮疾患についてお話しです。
メスうさぎは高齢になると、子宮疾患に罹患する確率が増えますね。
「高齢うさぎって何歳からですか?」という質問も受けることが
しばしばあります。
これは一概には言えないですし、ヒトによっても認識は様々と思いますが、
当院では7歳以上は高齢と考えています。
しかし、子宮疾患はこれよりも若いうさぎにも発症することも
多いです。
出来ましたら、当院では3〜4歳くらいまでに避妊手術をオススメしています。
しかし、飼い主さんとしては麻酔のリスクや健康な体に傷をつけることが
とても不安があることはよく耳にします。
それでも当院では避妊手術はオススメしています。
やはり高齢になって子宮疾患に罹り、レントゲンで術前検査をすると
肺に転移して手術ができないと云う症例もしばしば遭遇します。
その時の飼い主さんはかなり後悔されている方も多いです。
『手術をしたことによる後悔』と『手術しなかったことによって子宮疾患になってしまう後悔』を
不謹慎ではありますが天秤にかけるしかないと思われます。
強制はできないですが、後戻りはできないので、よくよく考えて相談してください。
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