アメリカ、オハイオ州の10歳の少年がテレビ番組で警察犬が防弾ベストを着用していないことを知り、
この問題を解決しようと取り組みを始めた。
なんと警察犬用の基金を立ち上げ、
これまでに31万5000ドル(約3300万円)を集め、257頭に防弾ベストを提供している。
この運動に取り組んでいるのは
ブレディー・スナコフスキーくん(10)。
2年前、テレビ番組を見ていて、警察犬は訓練士と違って守られていないことに気が付いた。
母親のリア・トルナベネさんは
「一緒に番組を見ていたが、
私は犬がベストを着けていないことに気がつかなかった。
8歳の子どもがそこに問題があることに気づき、
問題の解決策も見つけて、とても驚いた」と振り返る。
ブレディーくんは非営利の「K9」基金を創設し、
警察犬や軍用犬に防弾ベストを提供するための資金を集めた。
資金調達サイト「ゴーファンドミー」でページを開設し、
最初のベスト4着を購入した。
今では調達額は31万5000ドルに上り、257頭に防弾ベストを提供した。提供先は米23州やカナダのほか、アフガニスタンの軍用犬にも防弾ベストを提供している。
何頭もの警察犬が目を引くが、ブレディーくんのお気に入りは1頭だ。
警察犬のベニーがお気に入りで、理由は、訓練士が感謝のあまり泣き出してしまったからだという。
ベニーの訓練士とも友達になったという。
ブレディーくんは最近、新しいプロジェクトにも取り組んだ。
地元の近くにドッグパークを作り、1週間に1日閉鎖して、
その日は警察犬が訓練士と一緒に訓練する日にあてるという。
ブレディーくんはパークと基金を通じて
出来る限り多くの警察犬を支援したいと語っている。
出典:https://www.cnn.co.jp/
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