新潟のクリスマスがより一層華やかになりました。
なんと、13年前に閉店した大和新潟店の名物であったウサギの人形「ダンシングラビット」が、JR新潟駅に復活したのです。
視線を引き寄せるのは、かつて新潟市の古町にあった大和新潟店の店頭で、クリスマスの時期に愛されていたダンシングラビット。
閉店後は石川県で保管されていましたが、新しい衣装を身にまとい、なんと17日から新潟駅の改札前に再び姿を現しました。高架下の工事で雑然とした駅に、楽しい雰囲気をもたらしてくれています。
クリスマスの風物詩であるダンシングラビットについて、地元の人たちからも喜びの声が上がっています。
村上市からの一人は、「(ダンシングラビットは)子どもを連れて見にいくところだった。その子が子どもを産んで(孫が)2歳になるので、懐かしく見ていました。」と語ります。また、阿賀野からの人も、「無くなっちゃったのかと思っていたので、びっくりしたのと同時に嬉しかったです。」と嬉しさを表現しています。
ダンシングラビットの復活は、企画した担当者にとっても特別な思い出となっています。JR東日本新潟シティクリエイトの井村萌さんは、「毎年クリスマスの時期になると、祖父母に連れられて古町においてあったダンシングラビットを見るのが風物詩になっていたので、すごい思い出深いです。」と振り返ります。
久しぶりのお目見えには少し心配もつきものです。
井村さんは、「今朝も2回ほど止まっちゃったりしていて、やはり歴史あるものなのでこのあと無事に動いてくれるといいんですけれど。」と期待と少しの不安を抱えつつも、ダンシングラビットの再登場を楽しみにしています。
ダンシングラビットは2023年12月25日のクリスマスまで展示される予定です。
この可愛らしいウサギたちの踊りを見に、ぜひ足を運んでみてください。彼らが新潟のクリスマスをより一層素敵なものにしてくれることでしょう。
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