うさぎの飼い主さんの中ではまあま有名なEZ。(エンセファリトゾーン)
これが寄生虫からカビに分類変更されました。
エンセファリトゾーンって何?という方もいらっしゃるでしょう。
エンセファリトゾーンとはうさぎの脳や眼や腎臓に寄生する寄生虫であると説明されていました。
健康そうなうさぎさんでも結構体の中に持っていることが多いそうです。
ある研究では日本のうさぎの6割くらいで陽性(感染している)との報告もあります。
隠れエンセのうさぎも多いと思われます。
しかし、これを持っているからといって、みんなが発症するわけではなさそうです。いつ発症するかは誰にも判らないのです。
診断方法は血液検査を実施することが、周知の事実ではあります。
しかし、この検査結果の解釈は慎重に扱わなければいけません。
数値が高い低いで一喜一憂は禁物です。神経症状がエンセファリトゾーンによるものなのかは、脳を切って病理検査が必要なため生前診断が難しいのが現状です。血液検査結果はあくまでも参考として補助診断とし捉えなければなりません。
症状としては斜頸やローリング、それに伴い眼振や起立困難になります。
時に腎臓に寄生して腎不全、眼に寄生してぶどう膜炎を起こします。
ちょっと怖いことばかり書いてしまいましたが、過剰に心配してパニックにはならず、冷静に判断しましょう。日々の生活が楽しいことが大切なので。。。
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