野良猫の保護活動に取り組む老舗旅館「新玉旅館」が大分県別府市にある。
猫好きの間では「にゃんたま旅館」の愛称で親しまれているが、約100匹の猫の餌代や治療費が大きな負担になっている。
新型コロナウイルスの影響で売り上げが
例年よりも5分の1ほどに減少したのだ。
4代目おかみの後藤藤恵さんは約20年前、
野良猫を助けたことがきっかけで保護活動を始めた。
これまで不妊・去勢手術やワクチン接種した300匹以上を新しい里親に無料で譲ってきた。病気や高齢で引き取り手のない猫は最期まで面倒を見ている。
今では館内の保護猫は約70匹。
さらに周辺で暮らす約30匹の地域猫も世話する。
計100匹の餌代や治療費は毎月70万円以上かかる。
心配した宿泊客らが支援金を集めたが今月で底をつく。
後藤さんは「多頭飼育崩壊には絶対したくないので、猫たちのためにも乗り切りたい。
眺めるだけでも癒やされるので会いに来てほしい」と語った。
出典:https:// https://prtimes.jp/
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